東京五輪エンブレム問題。マスゴミは佐野研二郎氏ばかりを叩いていますが、より重大な責任がある五輪組織委員会はほとんど叩かれていません。この構図は小保方さんのSTAP細胞騒動に似ています。なぜこのような事が繰り返されるのか? その背景を武田邦彦さんが指摘されています。
武田:専門家が8人位で(デザインの)選定しました。その人達は似ているものが無いと思っていなかったわけですよね。ですから作者と同じ責任がありますよ。良いデザインだと思って出したら、それが世界のどこかに有ったということは偶然には幾らでもあるわけで、それは犯罪でもなんでもないわけですよ。ただ似たものがあったというだけですから。マスコミは作者だけを叩いていますけど、僕だったら作者と選考委員を同時に非難します。だって選考委員が選ばなかったら― 「これはオランダにあるから駄目だよ」と言ったら終わりですから。まず選考委員が自分達が何を間違ったのか、ちゃんと表に出てきて言わなきゃいけません。

この問題は小保方さんのSTAP事件で著しかったんですね。まず早稲田大学のドクター審査です。小保方さんの博士号をはく奪するということが起こったんですけど、何やってるの? 申請側に責任は無いよ。学生が答案書いて先生に出してくる。それを間違って合格にしたら学生の責任だって― 採点した側に責任があるに決まっていますよ。あの場合は主任の教授が辞任すべきであって― ドクターコースの審査は、かなり上のランクでしか審査できません。「Dマル合」と言うんですね。Dマル合ドクターの資格をはく奪する。ドクターを審査する力が無かったんですから。Dマル合教授から平の教授に落とす。

居島:いわゆる降格処分?

武田:降格処分。小保方さんには責任はない。「間違い犯したお前に責任がある」なんて言われたら学生はどうするんだ。その為にドクター審査というのは、主任教授の他に、同一大学から三人、別の大学から一人― 違うケースもありますが。何度も何度も審査して読み返して― 僕だったら絶対に大丈夫という確信があります。本人とは何年間も一緒だから、誰の文書か分かります。癖がありますから。人の文書を持ってきて分からないというのは― 理研でSTAP細胞に関わった人は全員辞任すべきですよ。野依さんも自ら「自分はこうだった」と言わなきゃいけないし、笹井さんは自殺されたけど― 逃げ切った山梨大学の教授の研究者としての倫理は、小保方さんとは比較にならないくらい下ですよ。自分が上司としてやっていて、記者会見に自分も同席して「俺は分からなかった」って― それが大学教授に収まっている。そんなふざけた話しがあったら駄目ですよ。

NHKがエスカレーターの上と下に屈強な男を置いて、小保方さんを挟んで2週間の怪我をさせた。小保方さんが女子トイレに逃げたら、女子トイレの前にNHKの女子職員を置いて閉じ込めた。なんで理研の人にやらないの? 理研が強くて小保方さんが弱いからです。東芝の不正会計事件も― ホリエモンの時には粉飾決算。ある会計の専門家がこう言っていますよ。「今までの粉飾事件よりか東芝はあくどい」。私もそう思いますね。ところが「粉飾決算」という言葉は使わないで、「不正会計」という言葉を使う。何でかと言ったら東芝が大きいからですよ。小保方さんを保護しているんじゃなくて、全体の仕組みが間違っていたら日本はどんどん悪い方に行く。だからそういう時は「一番責任のある方からやれ」と言っているだけです。

今度の審査員の先生は方逃げ切るつもりでしょうけど、逃げちゃいけません。表面に出てきて、事細かに経過を説明し、なぜ我々は間違ったのか? 間違うような人がなんで審査員を引き受けたのか? ちゃんと言わないと。マスコミの論調は無茶苦茶ですよ。

引用:虎ノ門ニュース 8時入り![2015/9/7]
誰か一人をスケープゴートにして、糾弾されるべき責任者は逃げる― マスゴミの体質が変わらない限り今後も繰り返されるのでしょう。