「沖縄を侮辱した!」と沖縄2紙から批判される百田尚樹氏。本当のところはどうなのか? 本人が反論されています。
百田:自民党の勉強会で言った言葉が、沖縄の方達を怒らせてしまって― 「沖縄を侮辱した」と言うんですけど、侮辱していない。私は基地の問題を言ったんでね。

沖縄というのは地元財源が今でも26%しかない。日本全国の中でも経済的には貧しい県です。大きな産業も無い。そういう中で、沖縄に住んでいる人達が、「基地の側に行けば仕事があるんじゃないか」。或いは「ビジネスチャンスがあるんじゃないか」と思って、普天間の周りに人が集まってきて、いつの間にか基地の周辺びっしりと民家が詰まっているわけですね。私はそういうことを言った。そうすると沖縄の新聞は「百田尚樹は普天間の住民は金目当てで住んできた」と言ってきた。「金目当て」という言葉は一言も喋ってないんですよ。私はあくまで、「そこへ行けば仕事があるんじゃないか」、或いは「ビジネスチャンスがあるんじゃないかと思って人が集まってきた」と言ったんですよ。翁長知事も「百田尚樹が言っていることは間違っている」と言うんですよ。でも間違っていないんですよ。

1970年の航空写真を見ると― 民家はポツンポツンと点在しているだけで、周囲はずっと畑。その時の人口は約3万9000人です。今は9万5000人。倍以上に膨れ上がっているんですね。普天間基地がある宜野湾市の人口は、1920年から1940年の間は1万2000人から1万3000人。ほとんど増減しない。ところが、1945年にアメリカ軍に乗っ取られて飛行場が出来て― それまで1万2、3千人だったのが、1970年には3万9000人。たった25年で3倍に膨れ上がったんですよ。そこから更に40年間で、2.X倍に増えた。戦後から言いますと6倍くらいに膨れ上がったんですね。

原因の一番大きなのはやっぱり基地。「基地の側に行けば仕事がある」という事で集まったんですね。そのお陰で普天間基地の周囲は家で埋まってしまったけどね。凄い異常な状態になってしまった。ですから普天間基地というのは「世界で最も危険な基地」と言われているんです。直ぐそばに民家があるわけですから。事故があったら大惨事ですよね。しかも騒音問題もある。そうなってくると、基地をあまり人が居ないところに移転するのは普通だと思うんですよ。翁長知事も「百田尚樹は基地の歴史を知らない。多くの人が自分の土地を米軍に取られてしまったんだ」と。そうなら、基地を移転すれば取られた土地も地主に返る。危険は無くなる。騒音問題も無くなる。良いことだらけなんですけど、それを反対する。何を言っているのか意味が分からないですね。

引用:虎ノ門ニュース 8時入り! [2015/7/7]
言葉尻を捉えて、歪曲・捏造して大々的に報道する。マスゴミのいつものやりくちですね。